防犯カメラはどこを映すべき?死角を減らす設置位置の考え方
- 有限会社コウワ精巧製作所

- 6 日前
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防犯カメラを検討するとき、「何台必要か」を気にする方は多いですが、それと同じくらい大切なのがどこを映すかです。
台数を増やしても、肝心な場所が映っていなければ十分な効果は得られません。
反対に、設置位置をしっかり考えることで、少ない台数でも死角を減らし、防犯効果を高めることができます。
法人施設では出入口、通用口、駐車場、資材置き場など、確認すべき場所が複数あります。
戸建て住宅でも、玄関だけでなく、勝手口や駐車スペース、建物の裏手など、見落としやすいポイントがあります。
この記事では、防犯設備士の視点も踏まえながら、防犯カメラを設置する際に優先して映したい場所と、死角を減らすための考え方を分かりやすく解説します。
■防犯カメラは「何台あるか」より「どこを映しているか」が重要
防犯カメラは、ただ設置すれば安心というものではありません。大切なのは、確認したい場面をしっかり映せているかどうかです。
たとえば、出入口の映像が残っていても、侵入経路が映っていなければ、誰がどこから入ったのか分からないことがあります。駐車場も、全体は映っていても夜間に人物の顔が分かりにくければ、十分とはいえません。
実際にも、「入口が映っていれば大丈夫」と思っていたものの、確認したい動線がカメラの外にあった、というケースは少なくありません。防犯カメラは、必要な場面を確認できる状態にしておくことが重要です。
■まず優先して映したい場所

防犯カメラを付けるときは、最初に何を守りたいのかを整理することが大切です。
多くのケースでは、守りたいものは建物の中にあるため、まずは侵入されやすい場所から優先して監視を考える必要があります。
その前提で見ると、防犯カメラの設置場所としておすすめしやすいのは、次の5か所です。
1)出入口
もっとも優先したいのが建物の出入口です。誰が出入りしたのかを確認できる場所は、防犯カメラの基本といえます。
ただし、入口が映っていても、逆光や角度の影響で顔が分かりにくいと、記録としての価値は下がってしまいます。
2)駐車場・駐輪場
駐車場や駐輪場は、人や車の出入りが多く、トラブルも起きやすい場所です。
無断駐車、いたずら、車上荒らしなどを考えると、優先度は高めです。
3)勝手口・通用口
正面より人目につきにくい勝手口や通用口も、見落とされやすい重要ポイントです。
侵入者は、目立つ場所よりも人目につきにくい場所を選ぶ傾向があります。
4)建物の裏手や側面通路
外から見えにくい建物の裏手や側面通路も、死角になりやすい場所です。
普段あまり使わない場所ほど、あとから「ここも見ておけばよかった」となりやすい傾向があります。
5)金品や資材を置く場所
法人では、倉庫、資材置き場、バックヤードなど、重要物がある場所も確認したいポイントです。
戸建てでも、物置や宅配ボックス周辺など、狙われやすい場所があります。
■死角ができやすいよくあるパターン
防犯カメラを設置していても、映したい場所がうまく映っていないことがあります。よくあるのは次のようなケースです。
1台で広範囲をカバーしようとして、人物や車が小さく映る
夜間の見え方を考慮しておらず、暗くて確認しづらい
逆光や照明の影響で、顔や動きが分かりにくい
樹木や看板、車両などが視界を遮っている
建物の形状によって見えない場所が残っている
「全体は映っている」のと、「必要な情報が分かる」のは別です。死角を減らすには、台数だけでなくどの方向から何を確認したいかを考えることが大切です。
■設置位置を考えるときのポイント
設置位置を考えるときは、次の3つを意識すると整理しやすくなります。
●何を防ぎたいのかを明確にする
侵入対策なのか、盗難対策なのか、出入り確認なのかによって、優先して映すべき場所は変わります。
●昼だけでなく夜の見え方も考える
昼間は問題なく見えていても、夜間は暗くて確認しづらいことがあります。屋外は特に、使用する時間帯まで考えておくことが重要です。
●映り方だけでなく設置環境も確認する
防犯カメラは、映り方だけでなく、配線や電源、通信環境も含めて考える必要があります。実際に安定して使える状態にしておくことが大切です。
■ここで一度、設置場所を見直してみませんか?
「入口だけ映しているけれど十分か分からない」
「台数はあるけれど死角が不安」
「自社や自宅ではどこを優先すべきか迷っている」
そんな場合は、設置場所を見直すだけでも、防犯カメラの効果は変わります。
コウワ精巧製作所では、設置場所や機器選定のご相談も承っています。
法人施設はもちろん、戸建て住宅の防犯カメラについてもお気軽にご相談ください。
■戸建てと法人では考え方も少し違う
戸建てでは、まず玄関、勝手口、駐車スペースが優先です。そのうえで、建物の裏手や庭側など、人目につきにくい場所も確認できると安心です。
法人では、正面入口だけでなく、通用口、搬入口、駐車場、バックヤード、資材置き場など、複数のポイントを考える必要があります。業種によって重点は変わるため、建物全体の使われ方に合わせた配置が重要になります。
■防犯カメラは「付けること」より「役立つ状態で映すこと」が大切
防犯カメラは、設置そのものが目的ではありません。大切なのは、必要なときにきちんと確認できる状態にしておくことです。
コウワ精巧製作所では、防犯設備士の知見も踏まえながら、建物や用途に合わせた防犯カメラのご提案を行っています。新規設置や見直しを検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。
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