「防犯カメラを付けているだけ」では危険?侵入犯罪増加から考える最新防犯対策
- 有限会社コウワ精巧製作所

- 6 日前
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最近、住宅を狙った侵入事件のニュースが相次いでいます。
栃木県上三川町では、住宅への押し入り強盗殺人事件が発生し、実行役とみられる16歳の少年らが逮捕されたと報道されています。
こうした事件をきっかけに、「防犯カメラを付けていれば安心」とは言い切れない時代になってきました。防犯カメラは重要な設備ですが、侵入犯罪の手口が凶悪化・組織化する中では、ただ録画しているだけでは被害を防ぎきれないケースもあります。
これからの防犯では、被害後の確認だけでなく、異常に早く気づき、侵入を未然に防ぐ仕組みが求められています。
この記事では、侵入犯罪の現状を踏まえながら、防犯カメラを「付けているだけ」で終わらせないための最新防犯対策について解説します。
■防犯カメラがあっても安心とは言い切れない理由
防犯カメラは、犯罪の抑止や証拠記録に役立つ重要な設備です。しかし、古いカメラや設置場所が合っていないカメラでは、いざという時に十分な効果を発揮できないことがあります。
夜間の映像が暗く人物の特徴が分かりにくい、玄関や駐車場に死角がある、異常が起きてもリアルタイムで気づけない。こうした状態では、事件後に映像を確認できても、防犯対策としては不十分です。
これからの防犯カメラに求められるのは、「あとで見るための録画」だけではありません。異常を早く知り、被害を未然に防ぐ仕組みです。
■侵入犯罪対策は「録画」から「未然防止」へ
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警察庁が公表している令和7年の犯罪情勢では、侵入犯罪の認知件数は5万8,492件で、前年より9.2%増加しています。そのうち約8割を占める侵入窃盗は4万7,233件で、前年より9.8%増加しました。
また警視庁では、侵入窃盗対策として、補助錠や防犯ガラス、防犯フィルムなど、侵入に時間をかけさせる対策を紹介しています。こうした対策に加えて重要なのが、敷地や建物まわりの異変に早く気づくことです。
最近では、AI機能を搭載した防犯カメラにより、人や車両を検知してスマートフォンに通知したり、不審な動きを察知して光や音で威嚇したりすることも可能です。夜間でもカラーで撮影できるカメラであれば、暗い場所でも人物の服装や車両の色を確認しやすくなります。防犯カメラは、記録するだけでなく、早期発見や抑止につなげる設備へと変わっています。
■在宅中でも油断できない時代に
侵入犯罪というと、留守中の空き巣をイメージする方も多いかもしれません。
しかし近年は、在宅中の住宅に押し入る強盗事件も報道されています。家に人がいるから安心、昼間だから大丈夫、住宅街だから狙われないとは言い切れません。
大切なのは、侵入されにくい環境をつくることです。
玄関や窓まわりの対策に加えて、敷地内に不審者が近づいた段階で気づける仕組みを整えておくことが、これからの防犯では重要になります。
■防犯カメラの見直しが必要なケース
すでに防犯カメラを設置している場合でも、次のような状態であれば見直しをおすすめします。
・夜間の映像が暗く、人物の特徴が分かりにくい
・録画はできるが、スマートフォン通知がない
・玄関や駐車場に死角がある
・古いカメラで画質に不安がある
・録画データの確認方法が分かりにくい
防犯カメラは、設置して終わりではありません。犯罪の傾向や建物の使い方に合わせて、定期的に見直すことが大切です。
■まとめ:防犯は「付けている」から「活かす」時代へ
栃木県で発生したような侵入事件は、決して他人事ではありません。
警察庁のデータでも侵入犯罪は増加傾向にあり、住宅や事業所の防犯対策をあらためて見直す必要があります。
これからの防犯カメラは、犯罪の証拠を残すだけでなく、AI検知や夜間カラー撮影、スマートフォン通知などを活用し、被害を未然に防ぐための設備として考えることが重要です。
コウワ精巧製作所では、防犯カメラの販売・設置工事まで一貫して対応しています。住宅や事業所の防犯対策を見直したい方は、お気軽にご相談ください。








