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空き巣被害が多い区ランキング|2024年から2025年は約30%増

  • 執筆者の写真: 有限会社コウワ精巧製作所
    有限会社コウワ精巧製作所
  • 2月25日
  • 読了時間: 5分

更新日:3月12日


近年、「治安が良いと思っていた地域でも被害に遭った」という声を聞くことが増えています。実際に数字を見てみると、東京都全体の空き巣被害は2024年から2025年にかけて大きく増加していることが分かりました。


この記事では、警視庁の公式データをもとに


・東京都全体の空き巣被害の増減

・空き巣被害が多い区のランキング

・増加が目立つエリアの特徴


を、整理して解説します。



■東京都全体の空き巣被害は約30%増加


まずは東京都全体の傾向から見ていきましょう。

警視庁が公開している「区市町丁別・罪種別・手口別認知件数」をもとに、侵入窃盗のうち「空き巣」に該当する件数を当社で集計しました。



■東京都全体の空き巣件数(年計)

空き巣件数

2024年(令和6年)

3,140件

2025年(令和7年)

4,097件

前年比:約30.4%増


数字で見ると、決して無視できない増加率です。「体感では増えている気がする」ではなく、明確に“増えている”と言える状況になっています。



■空き巣被害が多い区ランキング(2025年)


続いて、2025年に空き巣被害が多かった区を見てみましょう。

順位

区名

空き巣件数

1位

大田区

68件

2位

足立区

44件

3位

江戸川区

39件

この3区は、検索や防犯関連情報でも名前が挙がりやすいエリアですが、実際の公式データでも件数が多いことが確認できました。



■特に増加が目立つのは「大田区」


件数だけでなく、前年比の増加率にも注目すると、特徴がはっきりします。

区名

2024年

2025年

増減

大田区

21件

68件

+47件(約3.2倍

江戸川区

31件

39件

+8件

足立区

43件

44件

+1件

大田区は件数・増加率ともに突出しています。


一方で足立区は件数自体は多いものの、前年比では横ばい。「多い区」と「増えている区」は必ずしも同じではない、という点も読み取れます。



■なぜ空き巣は増えているのか?


警視庁の統計からは、空き巣被害が増えている背景として、以下のような点が考えられます。


  • 住宅密集地が多く、犯行対象が絞りやすい

  • 日中に不在となる世帯が多い

  • 防犯対策が“昔のまま”になっている住宅が一定数ある


特に最後の防犯対策については、戸建て住宅だけでなく、介護施設保育施設でも共通する課題です。実際、施設系の相談でも「何かあってからでは遅い」と感じ、検討し始めるケースが増えています。


加えて、もうひとつ見落とされがちなのが、防犯設備そのものが古いまま使われていることです。


✅いま設置されている防犯カメラは、いつのものでしょうか?

✅10年前の機器がそのまま使われていませんか?

✅夜間でもカラーで撮影できていますか?

✅映像は、人の顔や動きがはっきり分かる鮮明さでしょうか?


防犯カメラは「付いていれば安心」ではなく、現在の侵入手口や周辺環境に合っているかが重要です。実際には、録画はされていても映像が不鮮明で、抑止力や事実確認として十分に機能していないケースも少なくありません。




■防犯対策として「カメラ設置」が選ばれる理由


空き巣対策として、防犯カメラは「証拠を残すため」だけのものではありません。


  • 抑止力になる

  • トラブル時の事実確認ができる

  • 説明責任を果たしやすくなる


最近では、こうした役割に加えて、AIによる人物検知をきっかけに、その場で威嚇できる防犯カメラも増えています。

AIカメラは、人や車の動きを検知すると、ライトの点灯や警告音などで反応することができ、侵入される前の段階で気付かせ、近づかせない効果が期待できます。単に「映る」だけでなく、行動を起こした瞬間に反応する点が特徴です。


このようなAI検知と威嚇機能を備えた防犯カメラを展開しているメーカーのひとつが、IPS(アイピーエス)です。防犯用途に特化した機能を備え、住宅から施設まで幅広い現場で活用されています。


また最近は、戸建てを対象としたレンタル防犯カメラという選択肢も広がっており、初期費用を抑えながら導入できるケースも増えています。



■住宅・施設を問わず、共通して必要な防犯の考え方


空き巣被害は戸建て住宅だけの問題ではありません。警視庁の統計や相談内容を見ると、侵入されやすい条件は住宅・施設を問わず共通していることが分かります。


例えば、


  • 人の気配が分かりにくい時間帯がある

  • 建物の周囲に死角が多い

  • 「これまで被害がなかった」という安心感がある


近年は、治安が良いとされていた地域でも被害が発生しており、過去の印象だけで安全を判断することは難しくなっています。


重要なのは、被害が起きてから考えるのではなく、「起きる前提」で環境を見直すことです。

防犯カメラは、記録を残すだけでなく、侵入をためらわせる抑止力として、住宅・施設を問わず活用されています。



■まとめ|数字を知ることが、防犯の第一歩


  • 東京都全体の空き巣被害は前年比約30%増

  • 大田区・足立区・江戸川区は件数が多い

  • 特に大田区は増加率が顕著

  • 「まだ大丈夫」ではなく、「今の状況を知る」ことが大切


防犯対策は、被害に遭ってからでは遅いものです。数字を根拠に、自分の住環境・施設環境を見直すきっかけとして、この記事を役立ててもらえたらと思います。



■防犯対策について相談したい方へ


防犯対策は、「今すぐ導入するかどうか」を決める前に、まず状況を整理して話を聞いてみることが大切です。


コウワ精巧製作所では、住宅や施設の環境・立地・ご要望を踏まえたうえで、無理な提案をせず、必要な範囲を一緒に考える相談対応を行っています。


「何から始めればいいかわからない」

「防犯カメラが本当に必要か迷っている」


そんな段階でも問題ありません。気になることがあれば、まずは気軽に相談してみてください。


\些細なことでもお気軽にどうぞ/


*データ出典

警視庁「区市町丁別・罪種別・手口別認知件数」(2024年・2025年 公開データをもとに集計)

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